感情的になるとき そこには必ず相手がいるのです。

感情的になるとき そこには必ず相手がいるのです。

感情的になるときには
そこにはちゃんと相手がいます。

誰もいない大草原で 一人で怒っている人は
まずいません。

誰か相手にわからせたくて
怒ったり泣いたり・・・

子どもがおもちゃ売り場で
「買って〜!」と泣くときも
ちゃんとお母さんを横目で確認しています。

お母さんがいなければ
けろりと泣き止みます。
お母さん以外の人に泣いても
意味がないからです。

怒りも同じ
怒りがわき上がって誰にも止められない・・・
なんて言っても
ちゃんと相手を確認して怒っている。

涙もそしてため息も
特定の相手に向けられているのです。

目的は一つ。

相手に自分の負の感情をわからせること。

怒ってるんだからね!
悲しいのに・・・
寂しいのよ

私もよくやってしまいます。

ため息をつきながら家事をするのは
「ママは疲れてるのよね。
どうして手伝ってくれないのかしら?」
という事をわかってほしいから。

言えばいいのに。

「疲れてるから手伝ってくれない?」って。

家族のように関係の近い人にほど
これはやってしまいます。

こんなに近しいんだからわかるはずなのに
気づかないなんてひどい。
言わなくてもわかるでしょ、と。

こどもによく言われます。
「言ってくれればやっておいたのに。」
「なんで怒ってるの?」

確かにみんな留守のときには
相手がいないので
淡々と家事をしています。

負の感情は、沸き上がって来たら
態度で示さず
できるだけ言葉にしてみると
いいかもしれません。

もちろん
楽しい、嬉しいというプラスの感情表現は
態度でも言葉でもどんどん示す方が
良いのは言うまでもありません。

 

 

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