「肩の力を抜いて」という言葉で肩の力が入ってしまうというパラドックス

「肩の力を抜いて」という言葉で肩の力が入ってしまうというパラドックス

ストレッチのインストラクターの方に聞いたお話です。

「肩の力を抜いて」
というと
「力を抜かなくては」
という意識が働き
逆に力が入ってしまうそうです。

力を抜くことを頑張ってしまうのです。

「肩をストンと落として」
というと
そのイメージが頭に浮かぶので
うまく力が抜けるのだということです。

確かに自分でも
「猫背になってはいけない。
もっと肩を後ろに引いて」
と意識すると
とんでもなく肩に力が入ってしまいます。

でも
「頭のてっぺんを糸でつられているイメージ」
をすると
不思議と力が抜けて姿勢もよくなります。

ゴルフ場でも(私はゴルフはしませんが)
「バンカーに入れてはいけない」
という意識が働くと
ボールはバンカーへまっしぐら。

「あのフラッグまでまっすぐ飛ぶ」
というイメージで打つと
その方向にまっすぐ飛ぶと言います。

もう一つ

自転車に乗っていて
「あそこに電柱があるぞ。ぶつからないよう気をつけなくては」
と意識すると
自転車は電柱の方向へ吸い寄せられて
「あんなに気をつけたのに・・・」

ということもあるようです。

何事も
意識とイメージの仕方によって
結果が違ってくるというお話でした。

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