高齢者施設にベーゼンドルファーとスタインウェイがありました!

横浜の特別養護老人ホームで演奏してきました。

「ラ・ポンデューのお二人です。」
と紹介されて、なんだか照れくさい。

今回のホームは
先代の施設長さんが、音楽が大好きで
ご自身もテノールで歌われていたとか。

3階までの吹き抜けのホールにある白いグランドピアノに加えて、
控え室にはなんと
フルサイズのスタインウェイとマホガニーのベーゼンドルファー!

鍵盤は今やまぼろしの象牙です。

その上ベーゼンドルファーには
低音側に二つ黒い鍵盤が余分についていました。

ピアノの美香さん曰く

「黒いエクステンション鍵盤は、
そもそもイタリアのブゾーニという作曲家の提案で、
低音を活躍させるバルトーク、
ラヴェルやドビュッシーも活用していたらしい」

ということです。

集まった方のほとんどが車椅子。
静かにホールで待っていてくださいました。

反応はそんなに大きくなくても、
皆さん真剣に耳を傾けてくださいました。

3月ということで、
ボーカルのみつこさんが歌う
「仰げば尊し」
大きな声でみんなで歌いました!

ご自分や、子どもたち卒業式を思い出されていたんだろうな〜

中には先生だった方がいらしたかも。

アウトプットは控えめでも、
体の中では
大きな拍手や掛け声、笑顔があるんだろうな。
と思います。

若い時にはバリバリと働き、
子どもを育て、
たくさんの経験を経て今ここにいらっしゃる高齢者の方々。

私たちも含め、みんな年をとって行くのです。
みんな同じ。

「若い時を思い出しました。
歌が好きでねぇ。踊りたくなりましたよ。
またいらしてね。」

そんな言葉をいただくと本当に嬉しいです。

また来月行きますね!

帰りはいつも美香さんと
「元気貰えるね〜!」
と笑顔になるのでした。

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