「ブラボー係」だったK君が「一番うまくなった」と言われる理由

「ブラボー係」だったK君が「一番うまくなった」と言われる理由

学生時代のオーケストラ仲間の集まりがありました。

今も楽器を続けている人
仕事が忙しくてずっと休んでいる人
それぞれです。

その中でオーボエのK君は
大学から楽器を始めたので
1年生のときには一度も本番の演奏会に出られなかったそうです。

やめようやめようと思いながらも
仲間に支えられて4年間続けたそう。

その彼が今、皆から
「Kが一番上達したよね」
と言われています。

昔から上手だった人は今も上手です。

でもK君の伸びしろは一番大きいのです。

今でも先生についていて
「やっぱり基礎が大事なんだよ」
と熱く語ります。

そこには私も大きく同意!

「一緒に演奏しようよ!」
とみんなに声をかける姿は
演奏が楽しくて仕方がないという気持ちが
溢れていました。

改めて
「継続は何にも勝る」
と実感しました。

もちろん色んな事情で小休止はあるでしょう。

「俺、昔はブラボー係(演奏しないけれど客席で拍手とブラボーを叫ぶ係)専門だったんだよ」

と笑うK君はとても輝いていました。

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