桜は少し切ない気持ちになります

満開の桜

とても美しく、心浮き立つ季節です。

子供が不登校だった頃、
この新学期という時期は
心曇る日々でした。

春休みは皆が休みなので、
心穏やかに過ごせるのですが

さあ今日から学校が始まるよ、
という日が来ると

「ああ、今日からみんなは普通に行くんだな」
「うちの子は行かないんだろうな」

でも、

「もしかしたら今学期から行くかもしれない。」
という淡い期待をしては
「やっぱり行かないよね」
とため息をつく日々でした。

わかっているんです。
どうしても学校に行けないということ。

行かないという選択肢が今の時代あるということ。
(私の子供の頃は病気でもないのに学校に行かない、
という選択はありませんでした)

でも同時に
「普通に行って欲しい」
「この子は将来どうなるんだろう?」
という不安がいっぱいでした。

もともと幼稚園、小学校と
集団生活を強いられることが嫌いで
逃げ回っていた子です。

ある時は力づくで、
ある時はなだめすかして学校に行かせようとする親と、
命がけで自分を守る子どもとの攻防戦は
すざましいものがありました、

強制には反発があるのは当然です。

強制をやめると反発はなくなりますが、
親の「学校に行きなさい」という本音は
変わらないので、子どもは元気にはなりません。

親も子も
「学校に行かねばならない」
という考えは頭に張り付いたまま。

隙をみては「そろそろ行ったら?」モードを見せる親

「学校に行けないという罪悪感」
でエネルギーを使い果たして昼夜寝続ける子ども。

この罪悪感がある限り、子供は前進することができないのですね。

桜を見ると、そんなことを思い出して、
少し切ない気持ちになります。

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