バイオリン イメージできない音は出せないという意味 

バイオリンという楽器は
「頭の中でイメージできない音は出せない」
と言われてハッとしました。

ピアノの鍵盤やギターのフレットのように
視覚で音を認識できない楽器なので
「この音を出したい」
と意識しないと、どこをどの指で押さえていいかわからないのです。

 

小さい頃、聴音の訓練をしました。

今聴こえている音がドなのかレなのか(和音ならドミソとか)
がわかるということなのですが

これはバイオリンを弾くにあたって
自分の出している音が正しいかどうかを判断するのに
とても重要なことです。

譜面で弾く曲の場合、それは強みです。
どの音を出すのかは、譜面が指示してくれますが
自分の出したその音が正しいかどうかは
耳で確認しなければならないからです。

ただし
ジャズに欠かせないアドリブと言われる即興演奏では
私の場合それが妨げとなっていることがわかりました。

なぜならば
アドリブには譜面がないので
頼れるのは耳だけです。

そのため、後ろで鳴っているコード(和音)に合う音を
無意識に弾いてしまいます。

ジャズ特有の音使いを、私の耳は間違いと認識して
無意識に避けてしまうようです。

そしてコードとぶつかる音(avoid note)
にぶち当たっては慌ててごまかす。。。
ということをやっていたのです。

それではいつまでたっても
かっこいいアドリブにはほど遠いままです。

いろんなフレーズをコピーして練習しても
とっさに出てこないのは
それを使うべき場所のコードそのものが
頭の中で鳴っていないからだったのです。

まずはコードの構成音を頭に記憶させること
そしてそれを指に覚えさせること

そこからまた始めます。

 

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