「苦手」は私が決めることではないのかもしれません

「苦手」は私が決めることではないのかもしれません

ずっと前

電話のアルバイトを紹介されて
面接に行きました。

「私、電話が得意ではないのですが
大丈夫でしょうか?」

と担当の方に尋ねると

「得意か得意でないかは私が決めます。」

と言われて
びっくりしました。

(本人が言っているんですけど・・・)

と心の中で反論しましたが

担当者は続けてこう言いました。

 

「本人が苦手と思っていても
やってみたら
意外と向いていた
っていうことはよくあるんですよ。」

そうなんだ。

 

確かに
俳優さんでも

「子どもの頃
しゃべるのが苦手だったのに
親に劇団に入れられたのが
きっかけだった」

という話もよく聞きます。

 

何か嫌な経験をして
それが
本人の苦手意識になっていることも
あるかもしれません。

 

親に
「あなたは〇〇だからねえ」

と言われ続けて
思い込んでいる事もあることでしょう。

そのアルバイトは数年続けました。

最近では
あんなにMCが苦手だったのに

コロナ自粛で
思わず音声アプリで
しゃべってみたりもしました。

意外と慣れるもので
次のライブでは
うまく喋れそうな気さえします。

 

好き=得意
嫌い=苦手

とは一概に言えないということです。

たまには
苦手な事に挑戦してみるのも
いいチャンスかもしれません。

 

 

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