先日のライブでのこと
「愛の讃歌」を演奏したところ
「昔、デザイナーのアトリエで働いていた頃
いつもエディット・ピアフのレコードがかかっていて
その頃を思い出したわ・・・」
とおっしゃるお客様がいらっしゃいました。
まるでパリのお針子さんの日常を歌った「マドモアゼル・ド・パリ」みたい!
と思いながら若き日のお話を伺いました。
別の日、たまたまリハを見学していた方が
「なんだろう。この曲を聴くとすごく懐かしいんだよ。
何か思い出しそうなんだけど・・・なんだろうなぁ。。。」
としきりに考えていらっしゃいました。
懐かしい日々、楽しいこと、悲しいこと・・・
同じ曲を聴いてもそれぞれ皆違うことを想います。
私たちの演奏を聴いて
その時の情景や感情をありありと思い出していただけたなら
それはとても光栄なことです。
失われた時を求めて・・・
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