バイオリン ペグが勝手に回って弦が緩むときの解決策

バイオリン ペグが勝手に回って弦が緩むときの解決策

先日

「ペグが勝手に回ってしまって
何度やっても緩んじゃう!
どうしたらいいの?」

と質問を受けました。

「ペグ」とは
バイオリンの細い方の先についている
4本の木の棒です。

 

調弦するためについていて
一番細いE線だけは
別途アジャスターをつけています。

 

ギターと違ってギヤーが付いておらず
ストッパーもないので
ぎゅっと押し込まないと戻ってきます。

 

空気がとても乾燥している時期は
バイオリンは木ですから
やっぱり少し縮むのですよね。

 

ペグも例外ではなく
ペグ穴よりも細くなってしまうので
ゆるんでしまいます。

 

私は
ほとんど毎日弾いていますが

そんな時期は
ケースを開けるたび
チューニングが狂っていて
びっくりします。

さぞかしお肌も乾燥していることでしょう。

さて

解決策

①ギュギュッと押し込みながら回す
ペグの先が穴からたくさんはみ出すようであれば
替え時かもしれません。
楽器店で要相談です。

②ペグ専用のペグコンポジションをペグに塗る。
 湿気でペグ膨張し、固くて回らない時にも
 滑りを良くするために使えるので便利です。)

③ケースの中に加湿材を入れておく。
 これだけでもずいぶん違います。

はいとても原始的です。
でも専用のものが売られているので
オススメです。

 

このクレヨンのようなものがコンポジションです。
自分で弦交換の時にペグに塗るか
楽器店でも交換の時にお願いすると塗ってくれます。
1つ持っていればいつまででも使えます。

水を染み込ませて楽器ケースの中に
入れておくだけなので
とても便利です。

湿気も大敵ですが乾燥しすぎるのも困ってしまいますね。

 

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