交渉が苦手でも遠慮は無用 なぜならそれは役目にすぎないから

交渉が苦手でも遠慮は無用 なぜならそれは役目にすぎないから

交渉ごとが苦手です。
今までいつも
誰かがやってくれていました。

今年になって
私自身でライブハウスとの連絡を取ることが
何度かありました。
今まではバンドリーダーがやってくれていたことで
私に取っては初めての体験。
とは言ってもそんなに難しいことではありません。

ライブの日時
機材の確認、入り時間と
リハーサルの有無
チャージの設定
チャージバックの金額

今まですべて人任せにしていました。
決まったことに
「はいはい」
「なんでもいいですよ。」
と一見物わかりの良い風ですが、
自分で決めて責任をとるのが怖いだけでした。

演奏においても
フロント楽器は
曲の構成や
テンポ、イントロとエンディングを
他の楽器に指示しなければならないのに

「えーと、おまかせします。」

だってまだ慣れていないから。
私よりみんなの方がよく知っているから・・・

最近一緒に練習している若いピアニストK君に
「ちゃんと指示してくださいよ」
「中村さんがそんなんだとバックはできませんよ」

と厳しく言われてから意識が変わりました。

ライブハウスとの交渉にしても
バンドへの指示にしても

「私ごときが物を言ってもいいんでしょうか?」

と、謙虚にしているつもりでしたが
大変な勘違いでした。

私が新米かベテランかは関係なく、
役目として
交渉したり
演奏の進行を指示したりするだけなのに
それを遠慮していては物事は進まないのです。

私がやらなければ誰がやるのでしょうか?

遠慮することで
逆に迷惑をかけているということに
最近やっと気づきました。

「謙虚ないい人」
ではなく
「迷惑な自意識過剰」
でした。

ああ、恥ずかしい。。。

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