ラ・ポンデューの高齢者施設での演奏も一年過ぎました。
ここではクラシックの曲や映画音楽などを弾いています。
先日、もう少しで楽譜一式を忘れて行くところでした。
もし忘れていたら。。。
と思うと冷や汗が出ますが
ピアノの関澤美香さんにそのことを言うと
「譜面なしでできる曲をやればいいよね。
アドリブになってもこっちは適当に合わせるし」
と涼しい顔です。
確かに
暗譜している曲もあるし
それを
私が間違って譜面通りに弾かなくても
美香さんが臨機応変に合わせてくれるので
そんなに心配がないのです。
以前も初見の譜面を弾いていて
一瞬どこだかわからなくなり
ピアノの伴奏に合わせて
数小節をアドリブで乗り切った事がありました。
「やり直そうかと思ったけど何とかなったわ」
と美香さんも苦笑いでした。
もちろんきちんと弾けることは大前提!
でも人生何が起きるかわかりません。
そんなときに
「できない!」と慌てるのではなく
四角四面でない対応ができればいいなと思います。
そしてもちろん
お客様には気づかれないように楽しんで頂く。
これが肝心です。
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