大人のレッスン その本当の意味

子どもの頃のレッスンというのは
楽器の持ち方から始まって
音程、運指、弓の運び方まで

先生の言う通りきちんと練習していれば
そのうち上達するものでした。

対して大人のレッスン

もちろんテクニックを習うという意味も大きいですが
もう一つ

大人になると
周りの人は厳しい事は言ってくれなくなります。

「音程が悪い」
「リズムが悪い」

などは人にはなかなか言えないし
言われたくもないものです。

唯一
「先生」
だけは別
指摘されて落ち込むけれども有り難いと思えます。

他人には言いにくい事
自分では気づかない事
うすうす気づいていても認めたくない事

それを言ってもらう為に
お月謝を払っているといっても
いいかもしれません。

それほど
大人になってしまうと
人から色々言われたくないのです。

言われたくないけれど
上達もしたい。
でもどこをどうしていいのか
今ひとつわからない。

そんなときに
はっきりと指摘してくれる先生は
本当に有り難いです。

先生に言われてもまだ
認めたくないことも私も多々あります。

でも
言われることをしぶしぶながら
繰り返しやっているうちに
成果が必ず現れてくることがわかりました。

最近では何か指摘されると
「やった!課題ができた!これでまた一段上れるぞ!」
と密かに喜ぶ、というところまでやってきました。

とはいえ
厳しいレッスンはやはり気がすすまないものです。

課題を終えていないときは
ますます足が重くなります。

でもそこは大人のレッスンのいいところ。

先生は宿題をやっていないことはとがめません。
「ちょっと忙しくてできませんでした。」
で済んでしまいます。

指摘された事を
子ども時代のように
怒られながらやるのではなく

自分でなんとかクリアーしていかなければ
先生はそれ以上は言ってくれない。

そこがまた大人レッスンの厳しいところでもあります。

 

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