絵画と共鳴についてのお話

数年前からデュオを組んでいる
画家の岩本拓郎さん

高名な画家でありながら
ギターを鳴らして弾き語るシンガーでもあります。

私が歌にバイオリンでバックをつけているのですが
その岩本さんから
興味深いお話を聞きました。

 

バイオリンと共鳴の関係について書きましたが
驚いたことに
絵画でも同じなのだそうです。

 

以下岩本拓郎さんの言葉

「僕にとって絵とは、タッチ、線、形、色彩、
すべての要素が全体として響き合うこと
共鳴すること。そしてその作品が
空気を介して、見る人の体とハートと共鳴すること。」

 

音が空気を通して共鳴することはわかりますが
なんと絵画もそうだと・・・

音楽は演奏したその瞬間に物理的に共鳴しますが
絵画は描かれたときと見るときに時差があります。

その時空さえ超えて
作品と人の間に共鳴が発生するのだと。

演奏は録音によって時空を超えることができるけれど
厳密には、それはその演奏そのものではありません。

 

でも絵画はずっとずっとそのものなのです。
ずっと生演奏が続いているような感じなのかな

描かれたばかりの作品でも
何百年も前の作品でも
心震えるとは
そういうことなのかもしれません。

岩本拓郎さんホームページ
https://www.iwamototakuro.com

 

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