ジャズを始めた頃
様々なセッションに通っていました。
セッションで知り合ったミュージシャンも数えきれないほど。
一時は午後と夜でセッションのはしごをした事もあります。
譜面を見ながらメロディーを弾くくらいしかできなかった私が
テンポ出しから4バースの意味
エンディングなど
ジャズ演奏の作法もセッションで教わりました。
自分の番がまわってくるのを
ドキドキしながら待って
モタモタしながら案の定失敗したりして
周りのプレイヤーが皆大ベテランに見えて
毎回落ち込んでいたのを思い出します。
そして最近
いわゆるセッションホストがいて
順番に名前を呼ばれて演奏するセッションではなく
「ライブと同様にミュージックチャージがあり
お客さんもいるのだけれど
そこに誘われて集まったミュージシャンたちが
即興で演奏するセッション」
というものがあると聞きました。
先生曰く
「目指すならそこを目指せ」
プロやプロ並みのミュージシャンが集まって
演奏するセッション。
もちろんお客様が満足する演奏は当たり前です。
そこに誘われるようになれ、ということなのです。
いったいいつのことやら
そんな夢のようなセッションを目指して
日々バイオリンを弾くのです。