ニューオリンズボーカルバンド バイオリンの音量が悩みの種でした。

ニューオリンズボーカルバンド バイオリンの音量が悩みの種でした。

ニューオリンズ・ボーカルバンドのリハーサルでした。

ニューオリンズジャズは
管楽器が中心です。

今日も
トロンボーン、トランペット、クラリネットの3管に
ピアノ、ベースそしてドラムというフル編成。

その中にバイオリンというのは珍しいのですが
大昔にはそのような編成も多かったらしいのです。

バイオリンの役割は
ボーカルの後ろでストリングス的な伴奏と間奏です。

しかし
鳴り響く管楽器の中ではどうしても埋もれてしまう。
マイクの音量を上げすぎるとハウリングしてしまう。

どんなに頑張っても管楽器3本と張り合うことはできませんでした。

「せっかくのバイオリン、ほとんど聞こえなかったわ」
「マイクの音量あげられないの?」

と言われる度に
「マイクの音量はこれ以上だとハウリングします。」
「他の楽器が音量落とさない限りバイオリンは無理なんです。」
「これ以上大きく弾くと音色が汚くなるんです。」

と答えながら悲しい思いをしていました。

でも昨日のリハはカーボンバイオリン
面倒なマイクの調整もなく
どんなにボリュームをあげてもハウリングもせず

「今日はバイオリンがよく聞こえた。いつも小さくて聞こえないからね。」
との感想も頂いて
「聞こえているだろうか?」
という不安とストレスがなくなりました。

カーボンバイオリン
温度や湿度に左右されないというのも
大きなメリットですが
私の場合、
複数の管楽器、ドラムという編成では
欠かせないものとなりそうです。

 

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