バイオリンでジャズを弾く人が
最近増えて来たとききます。
最近はあまり行きませんが
ジャムセッションに行っても
バイオリンは私だけということがほとんどでした。
(ジプシージャズは別です。バイオリンのいる率がとても高いです。)
「バイオリンを生で聞くのは初めて」という人も多くて
ましてジャズをやるというのですから
珍しがられます。
始めた当初は
テーマを譜面通り弾けるというだけで驚かれ、
ほめられました。
少しフェイクができるようになると
「バイオリンいいですね〜すごいですね〜」
と言われるので
嬉しくて楽しくて舞い上がっていました。
でもそれは本当の意味のほめ言葉ではなかったと
今ではわかります。
同じ場にいる演奏者同士が
「おっ!いいんじゃない?」
と感じたときにすることは
「すごいですね。上手ですね」
という言葉かけではなく
にやりという笑み
「Yeah!」という掛け声
フレーズの応酬
だと思うのです。
演奏後
「バイオリン上手ですね」と言われたら、
嬉しいけれど
まだまだジャズになってないのだ、
ジャズごっこをしているお客さん扱いなのだと
思うことにしました。
「にやり」と小さな「Yeah!」
を貰えたら
「今日はいいぞ!」と自分の中でちょっと思う。
そんな日がたくさん増えることを目指して
今日も頑張るのです。
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