見習いは卒業。 フロント楽器としての役割を果たすということ

見習いは卒業。 フロント楽器としての役割を果たすということ

バイオリンバンドの練習でした。

若いピアニストのK君からあたたかくも厳しい指摘を受けました。

「エンディング、どうしたらいいんでしょうか?
って聞くのはやめてください。」

「こうしたいんだけどどうでしょうか?
ならいいです。」

「フロントが進行と曲の構成を決めてください。」

あぁ。。。

頭のカウント出しやエンディングのまとめ方を
いかにいい加減に
そして人頼みにしていたことか。

「クラシック出で、ジャズは初めたばかりなのでわからないんです。
お任せするのでついていきます。」

という当初のスタンスのまま
ずっと来てしまっていました。

仮免で先生に隣に乗ってもらって
「はい、アクセル踏んで〜」
「ブレーキ踏んで〜」

と指示してもらって安全運転しているようなものです。
楽ですが、いつまでたっても自分で運転できません。

つい演奏の中身のことばかりに目がいっていましたが
この「指示出し」は
一人の練習では絶対にできません。

「なんのための練習?」
と問いかけられて
まさにその通り!
穴があったら入りたい。。。

かなり年上の私に指摘してくれた
若手ピアニストK君!
言いにくいことを言ってくれて本当に有り難い。

「いつも○○さんがリードしてくれていたから・・」
と言い訳する見苦しい私。

「昨日まではそうでも、今日から変わってください!」
K君が言いました。

言うだけでなく、カウントの出し方、エンディングの具体例を
熱心に教えてくれました。

「見習いは卒業するぞ!」

と決意を新たにした練習でした。

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