CDを聞いていて
このように弾いてみたい!と思うことがあります。
そしてその演奏を耳コピするのですが
その際
私はVictor Lesson Master
という録音機を使っています。
コピーしたい部分を録音、
音程を変えずに
スピードを50パーセントまで落とせるので
早くて細かいフレーズでもOK!
家にいればピアノで
外出先であればiPhoneのピアノアプリで
音を確認しながら譜面に書いて行きます。
聴いているときは
自然でわかりやすいフレーズで
すぐに弾けそうに聞こえるけれど
音符に落としてみると
それがとんでもない勘違いとわかります。
いかに自分が狭い範囲で弾いているかに気づくのです。
管楽器のフレーズ場合
楽器の違いによる差は多少あるけれど
自分では思いつかないフレーズが次々と出てくるので
「やっぱりすごいなあ。」
当たり前ですが驚きます。
音符を五線紙に書いて
それで終わりではありません。
「そのプレイヤーのニュアンスまですべてコピーしなければ
コピーしたとは言えない」
とは私の先生の言葉。
自分の演奏を録音し、CDの演奏と聴き比べて
そのニュアンスに近づくまで何度も繰り返す。
それがなんとか自分のものになったら
終わり。。。
ではもちろんなくて
今度はそこから
好きなところは頂きながら自分なりのソロを作って行くのです。
そんなフレーズを頭の中にたくさん持っていれば
どんな曲を演奏することになっても
慌てることはなくなるのでしょう。
いつかそんな日が来るはずと信じています。
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