レッスンの前日は
「ああ、行きたくないなあ」
と憂鬱な気分になります。
思い出します、子どもの頃。
朝起きて歯磨きをしながら
「ああ、次に歯磨きするのは
学校から帰ってレッスンに行ってご飯を食べてから。
なんて長い一日なんだ。。。」
とうんざりしていたものです。
何度もバイオリンをやめたいと言ってみても
やめさせてもらえなかった子どもの頃。
今はやめたいと思えば
いつでもやめることができます。
でも続けるのは成果があることがわかったから。
なんとなくうまく弾けているような気になり
良い気分でいるときほど
厳しいレッスンが待っています。
自分の実力のなさを思い知らされ
ぺしゃんこになって帰ってくる。
何度も何度も同じ事を言われてもまた忘れ。。。
そんなことを繰り返しながら
一年半がたちました。
課題がなくなることはまずないでしょう。
それでも少しずつできることが増えて行く。
その嬉しさがあれば
レッスンは続ける事ができるのではないかと思います。
これは大人も子どもも同じこと。
子どもがお稽古をやめたくなる気持ちは本当によくわかります。
しばらくお休みするのも一つの道です。
でも
どんな小さなことでもいい
できないことが出来るようになる。
その嬉しさ楽しさを体験させてあげると
きっとそのお稽古は続くことでしょう。
とはいえ
レッスンに行く前の憂鬱な気分をなくすには
私の場合、
たっぷり練習することしか解決方法はないようです。
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