誰にでも練習したくない時はあります。
基礎練習くらいはやらなくちゃ
と思うのですが
バイオリンケースを開ける気にもならない。
そんな時どうするか。
「やらなくちゃ」
と思いながらやらないのは身体に悪いので
楽器を弾きたくない時は
ダラダラ過ごすことにしました。
大好きな食べ物も
たまには食べたくないときもある。
イケイケで
何時間でも弾いていたいときもあるのだから
そうでないときもあって当然です。
子供の頃と違って
無理やり練習させられる訳でもないのに・・・
練習しないと罪悪感が芽生えてくる。
焦るのは脳が覚えているからです。
「練習しないと指がまわらなくなりますよ!」
「練習しないと先生に怒られますよ!」
「練習しないと…練習しないと…」
誰かのそんな声が
なんども脳内で繰り返されるのは
単なるイリュージョンです。
無理やり練習しても疲れるだけ。
弾きたくなったら楽器を弾く。
そして
聴くということも大切な時間です。
不思議なことに
聴いているうちに
弾きたくなってくるものです。