クラシックのバイオリンは
ビブラートをしっかりかけて
音が途切れないように気をつけて
弾くように訓練しています。
以前
ジャズバイオリンのレッスンで
ハワイアンを弾く課題がありました。
とにかく力を抜く
ビブラートを最初からかけない
あるいはまったくかけない
いい気持ちで弾く
最初はとても難しく
どうしても朗々と弾いてしまって
ハワイアンのあの
ゆったりのびのびした感じが
全く出ませんでした。
先生のお手本を何度も聴いて
自分の演奏を録音、お手本と比べて練習するうち
ふっと
「これはテクニックだけではなくて気持ちの問題だ」
と思いました。
とにかく
ハワイの海辺でゆったりと寝転び
風が気持ちよく吹いてきて
波の音が静かに聞こえてくる・・・
という情景を想像してみると
身体の力が抜けていきました。
力を抜くと音がかすれたりしますが
気にしない。
まずそういう気分になることが大事
「なぜハワイアン?」と最初は思いましたが
力を抜く練習だったのね。
それが今こんなに役に立っているとは・・
ハワイアン大好きになりました。
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