他者に客観的に見てもらうことの大切さ

他者に客観的に見てもらうことの大切さ

歯医者さんに行き
2ヶ月に1度の定期検診を受けました。

「歯磨きが雑になっていて
はぐきが削れて来ています。
もう少し丁寧に小刻みに磨いてみてください」

との注意を受けました。

確かに
「歯磨きをした」というだけで
「隅々まできちんと磨こう」
という意識してはいませんでした。

そのあとレッスンに行き
アドリブ2コーラスを3つ書いてくるという宿題を
見てもらいました。

「うーん、宿題やりました!って感じのソロだなあ
中村さん、自分の書いたアドリブ、納得してる?」

「納得してません・・・
早く仕上げなくちゃ!と思って書きました」

すっかりバレバレでした。

「今度は自分が弾いていて納得するもの
そしてどこに持って行っても胸を張れるソロを
1つだけでいいから書いて来てね」

と先生。

歯磨きもソロ書きも
自分ではやったつもり
それもかなり時間をかけているので
努力したつもり
になっていました。

多分
それを何ヶ月続けても
変な癖が強くなるだけで

歯ぐきはすり減り
ソロはひとりよがり
いいことは一つもなかったでしょう。

客観的に人に見てもらう
そしてその意見は素直に聞いてみる
ということの大切さを
1日で2回も感じたのでした。

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