カレンダーを見ていてふと気づきました。
「4月なのに心穏やかだ!」
思えばこの数年の間
4月を4月と強く認識しないで過ごす事ができていました。
毎年この季節になると
子どもたちの誰かが
新しい学校
新しいクラス
新しい会社
に慣れるまで
毎日のように
「大丈夫だろうか?」
「行きたくないって言い始めるんじゃないか?」
「やめるって言うんじゃないか?」
と気が気ではありませんでした。
そして案の定しばらくすると
「ママ〜」
と甘えてくる子
何も言わず機嫌が悪くなり
部屋にこもってしまう子
不安な気持ちを家で発散して
大騒ぎする子
それぞれ表し方は違うものの
新しい環境に慣れようと必死でもがく姿を見ながら
甘える子にはただそこに座り
こもる子には「どうなの?」と声をかけ
騒ぐ子には全力で対抗し
嵐のような数ヶ月にぐったりしていたのでした。
そんな4月が
気がつけば他の月と変わらない日々になっていました。
気がつけば桜ももう終わり
こんな普通の日々が愛おしい。