あるラジオでの
「熊の子育て」についての話が心に留まりました。
人間よりも動物の子育ての方が
実は理にかなっているのではないか
というのです。
熊は母親が単独で子育てするそうです。
小熊を守り
木登りや餌など
生きて行く為の技術を教えます。
そしてある日突然小熊の前から姿を消すそうです。
小熊が夢中で食べている間に
高い木の上の方まで上っている間に
もう単独で生きて行けると判断したら
なんの前触れもなくいなくなる。
小熊は母親を探しまわりますが
そのうちあきらめます。
これが熊の子離れ。
人間はそのようなことがないので
ずっと親の家に住んで
母親が世話をし続ける事が可能です。
親の方が手を離さないと
子どもが自ら自立していくことは
とても大変なのです。
だから
「反抗期」があるのかもしれません。
子どもが反抗したら
「手を離して」というサイン。
熊の子育ての話を通して
私に何ができるのかを
改めて考えたのでした。