ビオラ奏者の友人と話している時のこと
彼はジャズを始めたばかりなのですが
ライブの感想を訊くと
「ベースの4ビートがとても良かった」
「リズムギターの刻みがものすごく気持ちよかった」
「ベースとドラムがぴったり合っていた」
とリズム隊の話がとても多いのです。
私はどちらかというと
「トランペットがどういう風にメロディを吹くか」
「どんな風にメンバーに合図を送っているのか」
「エンディングをどう持って行くのか」
そんなところを注目しています。
「よくそんな細かいところに気がつくね」
というと
ビオラはオーケストラでは
メロディを弾く事はあまりなく
内声を担当しているので
やはりリズム隊に目や耳が行くのだろう
ということでした。
バイオリンはメロディ楽器ですから
フロントのトランペットやクラリネットを
聴いてしまいます。
演奏からコードを聴き取るのが難しいのは
そんなことも関係しているのかもしれません。
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