ナトン・ボナンさんのバイオリンを聴いて心が自由になりました。

ナトン・ボナンさんのバイオリンを聴いて心が自由になりました。

先日素晴らしいライブを聴きました。

フランスから来ている
バイオリニストのナトン・ボナンさん

5歳からバイオリンを始め
13歳からジャズを弾き始めたそうです。

先週行ったライブはモダンジャズ
一昨日行ったライブはジプシージャズでした。

驚いたのは
同じジャズでも
曲も違えばリズムも違う
共演する楽器も違うのに

ナトンさんの演奏スタイルは
そんなに変わらないこと。

淡々と
表情も変えずに(マスクしてるけど)
弾き続けるナトンさん

派手さはないけれど
その自由な演奏と歌心に
とてもとても惹かれました。

やはりフランス人だからなのだろうか?
小さい頃から聴いているからだろうか?

私などは

「ちゃんと弾かなければ」
「間違ってはいけない」
「ほんとはこの音出したいけど
    間違ってると困るから弾かないでおく」

つまり

「間違うのが怖い!」

「はずれるのが怖い!」

のです。

そして当たり障りのない演奏になっていく・・・?

そしてもう一つ

ナトンさんの楽器は
ご本人も言うように
「友達から安く買ったバイオリン」で
松脂が真っ白に降り積もっておりました(^_^;)
(え?拭かないの?)

いわゆる
綺麗な音ではないけれど
淡々としているけれど

こんなにも
哀しげで心に響いてくる音色に
心癒されました。

ナトンさんのバイオリンを聴いてから
私の心は少し自由になった気がします。

もっともっと
自由に心の赴くままに弾いていいのだと
教えられました。

 

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