バイオリンの弦について エヴァ・ピラッツィ 違いがわかるようになるためには

バイオリンの弦について エヴァ・ピラッツィ 違いがわかるようになるためには

バイオリンの弦にはたくさんの種類があります。

今は本当に技術が発達して
お手頃で良い商品がたくさんあって
どれを選べば良いか迷います。

クラシックを中心に弾いていたときは
ピラストロの
Evah Pirazzzi Goldを使っていました.
E線はループエンド

ガット弦のように深い音なのに安定して狂いが少ない。
特に低弦がビオラのような響きをする、
ということで気に入って使っていました。

 

ジャズを弾くようになり、
先生に勧められて
Evah Pirazzi Greenに変えてみました。
E線はゴールドのループエンド

ソロ奏者向けというだけあって
華やかで立ち上がりがくっきりしている感じ。

変えてすぐは「音が華やかだな〜」と
思いましたが、すぐにわからなくなりました。
前はどんな音だったっけ・・・

ちなみにE線だけはおなじくピラストロの
Obligato Goldを使っています。
ループエンド

高音が柔らかいと
先輩のバイオリニストに勧められて
ずっと使っています。

演奏が思うように行かなかったとき

弓の毛を張り替えてみる
弦のメーカーを変えてみる

でもあまり変化がないと、

はては楽器が悪いんじゃないか
弓のバランスが悪いのかも。。。

と楽器のせいにしたりしました。
ごめんなさい。。。

本当は自分の力不足と練習不足

ストラディバリウスで演奏したからと言って
素晴らしい演奏になるわけではない。

まず基本的な土台があってこその話なのです。

それがあって初めて弦の違いというものを
実感できるんだろうな。

湿気や温度敏感な楽器だけに
弾く環境にも気をつけなければならない。

トータルでいい音色という目標に向けて
試行錯誤して行くしかないのです。

 

 

 

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