例えばオレオレ詐欺
どうして子どもの声だと思ってしまうのでしょう?
有名人のモノマネだって難しいのに
知らない誰かの息子の声まねがうまいはずがないのに。
それは
聞いている方が我が子の声だと思い込むから。
緊急事態を装う切羽詰まった息子の声
危ないぞと思っていても
いろいろなことが重なって
脳がだまされてしまうのです。
とすれば
自分自身で思い込めば
私のこの脳も
なんだって思い込むはず。
「私は世界一のバイオリン弾き!」
とか
「私は世界一の美女」
とか
思うだけなら誰にも迷惑はかけません。
「絶対にうまくいく」
と繰り返し脳に刷り込めば
きっとうまくいくはずです。
その際気をつけなくてはいけないのは
「絶対に失敗しない」とか
「絶対に貧乏にならない」とか
そうはなりたくない言葉を使って否定形にしないことらしい。
そうなりたい言葉を使って肯定するのが秘訣です。
でもなかなかそうはいかないのは
常日頃から
「私はだまされないぞ」と構えているからかもしれません。
私も慎重派なので
知らない人の事やうまい話は簡単に信用しないからね!
と思っているのですが
気を許した人の言葉は簡単に信じてしまいます。
もしかしたら自分の言葉を一番信じていないから
なかなか自己暗示にかからないのかもしれません。
この際自分を信じてあげて
すっかりだまされてみようかと
思うのです。
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