永六輔さんの訃報。
今朝のテレビ番組で
在りし日の永さんが若いシンガーに話していた事
・・・・・・
「粋」と言う字は「米偏に卒業の卒」と書きます。
お米の終わり
つまり
もみの中にある米を削って削って
最後に残ったお米のこと
最近の歌は何も削らず
言いたい事を全部言ってしまっている歌詞が多すぎますね。
・・・・・・
聞きかじりですが
そんな内容だったように思います。
あぁそうか・・・と納得
ジャズのアドリブも同じ。
ついつい空白が怖くてたくさんの音を使ってしまう。
しばらく音を出さない事に我慢できない。
それは粋なこと、かっこいいことではないのだ。
言いたい事の合間に
黙っている時間があるからこそ
その後の言葉に重みがあるのですね。
たくさんの 音を 弾いてしまいがち。
でも
それを削って削った末に
かっこいい演奏ある
ということなのかな。
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