上海に住む妹の飼い猫が闘病の末死にました。
日本から連れて行った3匹のうちの一匹「ぎんたん」
妹がブログに詳しく書いています。
cat Scratch Fever
子供の頃飼い犬を見送ったことを思い出しました。
今のように家の中で飼う人は少なくて、
ペットの寿命ももっと短いものでした。
予防接種も狂犬病だけでしたので
確かフィラリアという病気にかかって死にました。
私と妹は一日泣いて過ごしていたのに
父はちょうどお客様を家に呼んでいて
大声で談笑していたのを
「悲しくないの?」
と後で問いつめたことを覚えています。
今思えば、父は
動物も人間も
「生老病死」は避けられない事で
ましてや動物は必ず人間よりも先に寿命が尽きるのだ
ということを半ばあきらめの気持ちで
覚悟を決めていたのだろうなと思います。
悲しくなかったはずもなく
お客様の前で泣く訳にもいかず
一番犬を可愛がって散歩させていたのは
そういえば父だったなぁ。
私などは子どもを産むことで
同時に死にも近づいた気がします。
Memento Mori (死を想え)
大切な事です。
コメントを書く