3月3日は桃の節句
子どもたちが小さい頃は毎年お雛様を飾っていました。
22年前のこの日も
母が東京の我が家に来て
飾るのを手伝ってくれました。
1週間ほどの東京滞在の間
私は3人の子どもたちを母に預けて
美容院、歯医者さん、銀行etc
と駆け回っていました。
しばしの間家事と育児から解放され
母の食事もたっぷりと食べて
娘時代にもどったようでした。
それから
母は東京に住んでいる友達と旅行に出かけ
我が家には寄らず自宅へと帰りました。
そしてその2週間後
突然病で亡くなってしまったのです。
お通夜、告別式の2日間
桜は咲き誇り
暖かい日差しの中
父と妹とともに母を見送りました。
今でも
お雛様と桜は私の中で
母と私と子どもたちの最後の日々と重なります。
娘たちも大人になって
お雛様を出す事もなくなってしまいました。
もうすぐ母の命日です。
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