3年前にセッションで弾いている自分の動画を見てしまいました。
現在と比べる為に探し出して
「さあ、見るぞ」
と心づもりをして見たのではなく
ふと見た動画に映っていたのです!
「怖いもの知らず」
この言葉が一番しっくりくるかもしれません。
自信なげに弾いているのではなく
むしろ勢い良くノリノリで弾いています。
スイングしているつもりに見えるし
重音を使ったり高音を弾いたりもしています。
でもいきあたりばったり感満載です。
とにかくその瞬間に何か弾かなければならないので
「この音を出す」
「このフレーズをここで弾く」
という確信なく
ただ音を探して弾いているのです。
出したい音のイメージができずに迷っているので
結果的に音程が悪くなります。
そして
バイオリンという楽器は音程が悪いと
「下手くそ」
に聞こえてしまうのです。
なんとなく雰囲気で弾いてしまうのと
「この音を弾く」という確信を持って弾くのでは
音の粒立ち、音程、弓の勢いまで
まったく違ってくるのです。
「良く知っている曲」が「なんとなく弾けてしまう」
ときは要注意!
1度ゆっくりコードと音を照らし合わせながら
確認作業をしてみるといいかもしれません。