友人に面白い記事を教えてもらいました。
アリの集団の中には2〜3割の
「働かないアリさん」
がいることが以前から確認されていて
最近の研究の結果
「働かないアリ」は
「残りの働くアリ」が疲れて動かなくなると
とたんに働き出すことがわかったそうです。
そしてそれは
「その集団の存続のため」
なんらかの理由で
「働きアリ」が動けなくなったとき
「働かない働きアリ」が
「今こそ出番」とばかりに働きだすらしいのです。
そうでないとその集団は絶滅してしまう。
人間界でも
集団の中には必ず
一見「働かない」「役に立たない」
と思われる人が何割かいて
その人たちをその集団から排除しても
また必ず何割かの働かない人が出てくる
何度繰り返しても同じ割合で現れる
という話を聞いた事があります。
必要だからまた現れるのでしょうけれど
なぜかはわかりませんでした。
今回のアリさんの記事で
「なるほど!」
と納得です。
引きこもっていた人が
家族の一大事でやおら動き出すとか
東日本大震災の時も
そんな話を聞いたような気がします。
私も実家に住んでいるときには何もしませんでした。
家事もお弁当もすべて母に任せきり。
結婚しても母が生きているうちは何かと頼って
自分ではやろうとしませんでした。
亡くなって初めて
自分でなんとかしなければ何も動かない
と知ったのです。
ずっと家にいる我が子も
何かのときには一番頼りになる存在なのかもしれません。
<おまけ>
「アリとキリギリス」のお話で
冬が来て、キリギリスは夏の間遊んでいたので死んでしまいますが
寒さで動けなくなったアリの集団を救ったのはもしかしたら
「備蓄食料」に加えて
「働かないアリさん軍団」
だったのかもしれないとふと思いました。
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